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Yosemiteにも対応するMac用「宛名職人」最新版、年賀状を核に人間関係を管理
Mountain Lionに対応する“最後の宛名職人”も
(2014/8/22 19:48)
株式会社アジェンダは、Mac用年賀状ソフトの最新バージョン「宛名職人Ver.21」を10月3日に発売する。価格はパッケージ版が8800円、ダウンロード版が8100円(同社直販サイトでは7290円)。このほか、従来バージョンユーザー向けのアップグレード版パッケージが7560円(価格はいずれも税込)。
OS X Mavericks(10.9)に対応するほか、Mac用OSの次期バージョンであるOS X Yosemite(10.10)にも対応予定。アジェンダによると、Yosemiteで利用できる市販で唯一の年賀状作成ソフトになる予定だとしている。
宛名職人シリーズは、1993年の発売から20年以上にわたってバージョンアップを重ねてきたというMac用年賀状作成ソフト。今回の最新バージョンでは「コミュニケーションのプラットフォームとしての住所録のあり方を見直し、住所録機能の強化を図った」としており、これまで専ら年賀状印刷のためにしか使われていなかったという住所録を活用できる新機能を追加した。
具体的には、従来のように年賀状や挨拶状を送った/受け取ったという履歴が記録されるだけでなく、贈答品の記録や、同窓会・飲み会・打ち合わせなどイベントの出欠記録・メモを書いておくための項目が設けられた。「サークルや結婚式の幹事の方はもちろん、アポイントメントを管理するビジネスマンの方も、宛名職人を使うことで、出欠の確認やアポイントメントの調整が効率的になり、スムーズに人間関係が深まる」としている。
また、住所録に登録してある宛先を「フォルダ」にドラッグ&ドロップして整理できるようにしたほか、宛先に自由に「タグ」を設定して分類できるようにした。このほか、住所録に登録してある宛先が、所属する会社ごとに閲覧・更新できるようになった。これにより、社名が変わった場合などもまとめて変更できる。宛先ごとに差出人を個別に設定しておける機能も追加した。
年賀状のデザインは330点以上を収録。フォントは、毛筆などの日本語16書体、英数60書体の計76書体を収録している。このほか、ダウンロードサービス含めて1万3000点以上のイラストが使用できる。
アジェンダではこれとは別に、OS X Mountain Lion(10.8)に対応した「宛名職人 for 10.8」も10月3日に発売する。パッケージ版が8800円、ダウンロード版が6750円(価格はいずれも税込)。
アジェンダによると、最新バージョンの「宛名職人Ver.21」はMavericksとYosemiteのみに対応を限定したことから、Mac用OSの旧バージョンでも使える新製品を別に用意した。Mountain Lionに対応する“最後の宛名職人”だとしている。
機能自体は昨年発売の前バージョン「宛名職人Ver.20」と同じだが、これに2015年の干支「未」の年賀状デザインを含む新規テンプレート330点以上、フォント76書体など最新素材を収録している。