ニュース

「Flash Player」セキュリティアップデート、18件の脆弱性を修正

 米Adobe Systemsは11日、「Flash Player」のセキュリティアップデートを公開した。ユーザーに対してアップデートの適用を呼び掛けている。

 今回アップデートした最新バージョンは、Windows/Mac向けが「15.0.0.223」、Linux向けが「11.2.202.418」。「Adobe AIR」についてもバージョン「15.0.0.356」を公開した。

 Flash Playerを内蔵しているGoogle ChromeとWindows 8以降のInternet Explorerについては、それぞれ自動的にFlash Playerのアップデートが適用される。

 今回のアップデートでは、計18件の脆弱性を修正。脆弱性が悪用された場合、特別に細工されたウェブページを閲覧した際に、悪意のあるコードを実行させられる危険がある。

 修正する脆弱性の危険度は4段階で最も高い“Critical”。適用優先度は、Windows/Mac向けのFlash Playerが3段階で最も高い“Priority 1”で、Adobeではなるべく早急にアップデートを適用することを推奨している。

(三柳 英樹)