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請求管理クラウド「MakeLeaps」が弥生と連携、確定申告を楽に

 メイクリープス株式会社のクラウド請求管理ツール「MakeLeaps」と弥生株式会社のクラウドサービス「YAYOI SMART CONNECT」が、12月24日から機能連携する。請求書データを弥生に自動取込・自動仕訳することが可能となり、確定申告をより効率的に行えるようになる。メイクリープスが18日、発表した。

 MakeLeapsは、見積書・発注書・納品書・請求書・領収書をクラウド上で作成・管理・送付できるサービス。PC・スマートデバイスのマルチデバイス対応で、レポート機能により常に最新の売り上げや未払い状況が確認できるほか、帳票をセキュアに電子送付する機能、印刷から投函まで代行する郵送サービスなども提供している。一方のYAYOI SMART CONNECTは、弥生シリーズと外部サービス・アプリを連携させ、さまざまな取引データを自動取込・自動仕訳するクラウドサービス。

 今回の連携は「確定申告の効率化」が目的。確定申告は個人事業者に限らず、不動産所得、退職所得があった人などが対象となるが、その作成は非常に面倒。連携により、MakeLeapsで作成した請求書データが売掛金データとして「やよいの白色申告オンライン」「やよいお青色申告オンライン」に自動取込・自動仕訳できるようになる。

 また、請求書データはMakeLeapsの管理画面からクライアント名や発行日などでソートして一括送信できるため、一定期間分の仕訳作業も一度で完了する。このため、MakeLeapsユーザーは記帳の手間を省き、手入力によるミス・漏れを防ぎながら、より効率的に確定申告書を作成できるとしている。

MakeLeaps上から「YAYOIにエクスポート」
やよいの青色申告で自動取込

 今後もMakeLeapsでは、事務作業や経理作業の時間削減、バックオフィスの自動化、現行システムとのスムーズな連携には他業務系ソフトとの連携が必要であるとし、2015年は「連携を強化する年」と位置づけ、CRM、オンライン決済、各種APIのリリースなどを行っていく考え。

(川島 弘之)