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音声認識専用のバッジ型ウェアラブルデバイス、アドバンスト・メディアが開発、高騒音環境下にも対応
(2015/1/13 13:14)
株式会社アドバンスト・メディアは、Bluetooth 4.0を採用した音声認識・音声対話専用のバッジ型ウェアラブルデバイス「AmiVoice Front WT01」を開発したと発表した。
2マイクを用いた高指向性のマイクアレイやノイズキャンセル機能を搭載。最大90dBの耐騒音性能や最大風速5mの耐風性能、IPX4相当の防水性能を有しており、工場の中や高騒音環境下、屋外作業など雨天時でも音声認識できるとしている。本体背面にはスピーカーを搭載しており、ヘッドフォンを使用せずに音声対話や通話が可能。
3.5mm径のイヤホンジャックも備え、イヤホンやヘッドセットマイクが使用可能。ヘッドセットマイク接続時は、最大100dBの耐騒音性能、最大風速10mの耐風性能を発揮する。そのほか、充電用のMicroUSBポートや、特定の機能を割り当てられるマルチファンクションボタンがある。
電源は内蔵バッテリーを使用し、連続動作時間は8時間、連続待機時間は100時間以上。本体サイズは、38×100×19mm(横×縦×厚さ)、重さは56g。
発売は8月を予定しており、同月にハンズフリーIP通話サービスを開始予定。1月より数量限定で、AmiVoice Front WT01のiOS/Android向けSDKを企業向けに販売する。