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「散歩の達人MOOK」などの好きな記事だけ購入→オリジナル打線を組んで1冊の電子書籍に合本

JTBの電子書店「たびのたね」、関東のローカル出版物を取り扱い開始

 株式会社JTBパブリッシングは24日、旅雑誌や旅行ガイドブック、地方新聞社などのご当地出版物を専門に扱う電子書店「たびのたね」において、関東1都6県に関するコンテンツの取り扱いを開始した。

 たびのたねでは、通常の冊単位での電子雑誌・書籍の販売のほか、複数の雑誌・書籍から特集や連載、テーマなどの単位で欲しい記事だけ購入できるマイクロコンテンツサービスを提供している。さらに、それらを1冊のEPUB電子書籍にまとめられる「合本」機能が特徴。これにより、ユーザーが選んだ記事をまとめた自分だけのオリジナル旅雑誌を作れるわけだ。取り扱いコンテンツは、JTBパブリッシングの出版物にとどまらない。

 これまで用意されていたコンテンツは北海道、九州、沖縄の各エリアを扱ったものに限られていたが、今回、取り扱いエリアを拡大。新たに提携した交通新聞社の「散歩の達人MOOK」や東京カレンダーの「東京カレンダー」など、関東エリアのコンテンツもラインナップに加わった。

 このほか、関東エリアのコンテンツ提供で新たに提携する予定の出版社・新聞社は、ふじ工房(茨城/タウン誌「月刊みと」)、ワイルドフラワー出版社(茨城)、埼玉新聞社(埼玉)、下野新聞社(栃木)、上毛新聞社(群馬)。

 また、JTBパブリッシングの「るるぶ」シリーズや、従来より提携していたマガジンハウスの「Hanako」、枻出版社の「トリコガイド」をはじめ、メイツ出版、アスペクト、アノニマスタジオなどの関東関連コンテンツが用意されている。

 JTBパブリッシングではエリア拡大記念として3月15日まで、関東エリアのガイド・ご当地本の30%割引キャンペーンを実施する。

(永沢 茂)