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急上昇したGW訪問地は「北陸」「金沢」、グーグルが今年のGWに関する旅行検索動向を発表

 グーグル株式会社は13日、2015年のゴールデンウィークに関する旅行業界検索キーワード動向を発表した。調査期間は、1月1日から3月21日。

 旅行関連全般では、ゴールデンウィークとの組み合わせで「旅行」「お勧め」「穴場」といった、クチコミやレコメンドを求めた検索が多かったことから、目的地が決まってない中で広く一般的な情報収集のための検索が多いとグーグルでは分析している。

「GW(ゴールデンウィーク)」と組み合わされて検索された旅行関連全般キーワード

 訪問先別では、国内を中心に近場が多く検索されている。海外では、ハワイやグアム、台湾、韓国、中国など。国内では、沖縄、北海道、京都、ディズニーランドなど、旅行先として定番かつ人気の高い国・観光地が多く検索されているという。

「GW(ゴールデンウィーク)」と組み合わされて検索された訪問先別ランキング

 対昨年比で急上昇した訪問地では、北陸新幹線の開業で賑わう「北陸」「金沢」が上がったほか、ユニバーサルスタジオ、パリや、昨年羽田発着便が就航したセブ島もランクインしている。

 また、旅行先での人、自然、伝統文化に触れる体験を取り入れた新しいタイプの旅行も近年創出されており、地域活性化につながる旅行形態として注目されているという。「ツーリズム」関連の検索ランキングでは、「グリーン・エコ」など早期に創出されたツーリズム以外にも、「医療ツーリズム」「スポーツツーリズム」なども多く検索されているという。

「GW(ゴールデンウィーク)」と組み合わされて検索された訪問地キーワード成長率
「ツーリズム」関連の検索ランキング

(山川 晶之)