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ユーティリティソフト「携帯マスター」が現代向けに進化、その名は「スマホマスター」
異なるOS間のデータ移行や復元、iOS端末のシステム修復も
(2015/5/22 17:04)
株式会社ジャングルは21日、スマートフォン向けユーティリティソフト「スマホマスター」シリーズを発売した。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista。
スマホマスターは用途別にソフトを展開しており、スマートフォンのバックアップやデータ移行できる「スマホマスター ~引越~」、スマートフォンのデータを復元する「スマホマスター ~復元~ for iOS」「スマホマスター ~復元~ for Android」、iPhone/iPad内のデータを消去できる「スマホマスター ~抹消~」で構成されている。
「引越」は、iOS/Android/Symbianなど2000種類以上の機種に対応。各OS間で、連絡先や通話履歴、SMS、メッセージ、写真、音楽、ビデオ、アプリ(移行先のOSで動作する場合に限る)などのデータを移行できる。PCにデータをバックアップすることも可能で、iTunesバックアップファイルやローカルバックアップファイルから、スマートフォンに復元できる。なお、新しいスマートフォンへの移行が完了すると、移行元のスマートフォンを完全に消去(デバイス上で削除されたデータを含む)できる。
「復元」は、誤操作で消去してしまったファイルや、アプリの不具合で消えてしまったデータを復元するソフト。Android版では、SMS、通話履歴、連絡先、WhatsApp履歴、WhatsApp添付ファイル、初期化されたデータ、ルート化で消えたデータ、Androidデバイス内のSDカードに保存されていた写真や動画などに対応する。なお、ルート化、データの初期化、ROMのフラッシュ、ロック解除、デバイス破損、およびシステムクラッシュで消えてしまった連絡先とSMSは復元できないとしている。
iOS版では、連絡先、通話履歴、メッセージ、添付ファイル、WhatsApp、留守番電話、写真、ビデオ、メモ、リマインダー、カレンダー、ボイスメモなどのデータに対応。iPhone/iPad/iPod touchなどのiOSデバイスから直接復元できるほか、iTunesやiCloudのバックアップファイルを利用して紛失した写真や動画などを復元できる。また、データの消去無しにiOSデバイスのシステム修復が可能で、デバイスのリカバリーモードやシステムループ、その他の異常モードから復活できる。
「抹消」は、連絡先、SMS、写真、動画、アプリ、アカウント情報、パスワードのほか、Safariの履歴やCookieなどをiOSデバイスから抹消できる。消去モードは「低」「中」「高」の3種類から選択でき、高ではセキュリティ規格「米国国防総省 5220-22M」に基いて設定されている。また、写真の圧縮機能や、デバイスの不要なファイルを削除して空き容量を増やす「エクスペレスクリーンアップ」機能を搭載する。
製品名 | 標準価格(税別) |
スマホマスター ~引越~ | 4480 円 |
スマホマスター ~引越~ ダウンロード版 | 3980 円 |
スマホマスター ~復元~ for Android | 5980 円 |
スマホマスター ~復元~ for Android ダウンロード版 | 4980 円 |
スマホマスター ~復元~ for iOS | 5980 円 |
スマホマスター ~復元~ for iOS ダウンロード版 | 4980 円 |
スマホマスター ~抹消~ | 3480 円 |
スマホマスター ~抹消~ ダウンロード版 | 2580 円 |