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年賀状作成ソフト「宛名職人」の2016年申年バージョン、Yosemite版では住所録を高速化

 株式会社アジェンダは、Mac/Windows用の年賀状ソフト「宛名職人」の2016年申年向け新製品を9月25日に発売する。

Mac用「宛名職人Ver.22」
Windows用「宛名職人 2016 Premium」

 Mac用の最新バージョンは「宛名職人Ver.22」。価格(税込)は、パッケージ版が8800円、ダウンロード版が8100円(同社オンラインショップでは優待価格7290円)。このほか、従来バージョンのユーザー向けとなるアップグレード版パッケージが7800円。OS X Yosemite(10.10)に対応するほか、Mac OS次期バージョンのOS X El Capitan(10.11)にもアップデータで対応予定。

 今回のバージョンアップでは、住所録の動作速度を向上。全バージョンと比較して、平均4.7倍になったとしている。特に、ファイルの保存(編集保存)が7.5倍、編集の取り消しが6.6倍、編集のやり直しが10倍など、住所録の利用時に頻繁に使われる操作を高速化したという。

 これにより、通常よりも多い1000件規模の宛名を管理している個人事業主などでもストレスなく住所録を操作できるようなった。アジェンダによれれば、3000件の宛名を登録した住所録でも問題なく動作することを確認済みだとしている。

 このほか、宛名職人の住所録と、Mac標準搭載の「連絡先」アプリの同期機能を改善。更新されたデータを同期する前に、具体的な変更点を確認できるようになった。

 年賀状用の素材は、2016年の干支である申などのイラスト1万3000点以上を用意(ダウンロードサービスでの提供素材も含む)。年賀状のテンプレートは260点以上を新規収録した。また、日本語16書体、英数60書体のフォントも収録する。

 このほか、別製品として、Mac OSの前バージョンであるOS X Mavericks(10.9)に対応した「宛名職人 for 10.9」もラインナップ。こちらは同社オンラインショップで販売するダウンロード版のみの提供で、価格(税込)は6750円。素材、テンプレート、フォントは、Yosemite用のVer.22と同じ。

 また、Windows用は「宛名職人 2016 Premium」として発売する。パッケージ版とダウンロード版があり、価格(税込)はいずれも3480円(同社オンラインショップでは優待価格2980円)。Windows 8.1/8/7/Vista/XP SP3に対応するほか、Windows 10にも対応予定。Mac用製品と同様に、2016年用の素材やテンプレートを収録するほか、フォントは日本語50書体・英数101書体の計101書体を収録。年賀状ソフトでは日本語フォント収録数がNo.1だとしている(8月10日現在、アジェンダ調べ)。

(永沢 茂)