LINE、最大200人で位置情報をリアルタイム共有できるアプリ「LINE HERE」

　LINE株式会社は19日より、無料のリアルタイム位置情報共有サービス「LINE HERE」を開始した。利用にあたっては、専用アプリ（iOS/Android）のインストールのほか、無料メッセージアプリ「LINE」もしくはFacebookアカウントでの認証が必要。

　友人や家族の間で位置情報を手軽に共有するためのサービス。待ち合わせの際の居場所確認、混雑した野外での合流といったシーンで役立つという。

　LINE HEREでは、最大200人までが参加できる「シェアルーム」という単位で位置情報を公開・共有する仕組み。シェアルームに参加してもらいたい相手にLINE、Facebook、SMSなどを通じて招待URLを送り、相手に承諾してもらうことで位置情報が公開される。

　なお、シェアルームに参加している間は、他のルーム参加者に対して位置情報が常時公開される。ただし、任意の操作で一時的に公開をオフにしたり、タイマー機能で公開時間を制限することも可能。

　このほか、自宅・学校・会社の所在地などを設定しておき、位置情報共有相手がその場所に近づく、あるいは離れた場合にプッシュ通知する機能を備える。これにより、子供・高齢者の所在確認といった“見守り”にも活用できるとしている。