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クラウド会計の「freee」、Dropbox経由での領収書アップロードに対応

 freee株式会社は3日、クラウド会計ソフト「freee」において、オンラインストレージ「Dropbox」とのデータ連携機能を追加した。これにより、領収書や請求書といった証憑(しょうひょう)の電子データを手軽にfreeeへ登録できるようになった。

 freeeでは「ファイルボックス」という機能を用いることで、証憑を電子管理できる。具体的には、紙の領収書・請求書などを撮影もしくはスキャンして電子化し、freeeへアップロードすると、画像解析が行われ、日付や金額などを記帳してくれる。

 今回追加された新機能によって、Dropboxにアップロードされた電子証憑データを、再アップロードの手間なしにファイルボックスへ登録できるようになる。

 なお、証憑の電子保存を巡っては、2016年1月から規制が緩和され、事前申請やタイムスタンプ付与などを条件に原本廃棄が可能となる。freeeでは、この新制度に合わせた機能拡張を年内にも実施する予定。

(森田 秀一)