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さくらインターネット、専用サーバーサービス「さくらの専用サーバ」をリニューアル
(2015/10/14 06:00)
さくらインターネット株式会社は、専用サーバーサービス「さくらの専用サーバ」のサービスメニューをフルリニューアルし、10月20日から提供すると発表した。
「さくらの専用サーバ」は、申し込みから最短10分で利用が可能で、台数上限なしの複数台構成が可能な専用サーバーサービス。新しいサービスメニューでは、シリーズ名を「スタンダードシリーズ」「パフォーマンスシリーズ」「エンタープライズシリーズ」に変更した。
セキュリティ対策強化として、国産ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)製品の「SiteGuard Lite」を、一部OSにおいて追加料金なしで標準提供。ネットワーク稼働率、ハードウェア交換時間保証のサービス品質保証(SLA)も導入する。
オプションでは、ローカル帯域が安定して利用できる優先制御(500Mbps)を追加。ストレージでは、SAS 1.2TB、SSD 1.6TBなど大容量モデルをラインナップに加えた。
「スタンダードシリーズ」は、小中規模のサイト運用に適した、コストパフォーマンスに優れたシリーズ。CPUはXeon E5-2407v2(2.40GHz、4コア)、メモリが標準8GB(最大32GB)。ストレージ搭載数が標準2台(最大4台)。価格(税込)は、初期費用9万7200円から(分割可)、月額料金9720円から。
「パフォーマンスシリーズ」は、スケールアップを見越したサービス運用に適したNEC「Express5800 E120f-M」を採用。CPU最大6コア×2、メモリ最大256GB、ストレージ最大4台まで搭載可能で、PCIe Flashストレージの「Intel DC P3700」も利用できる。価格(税込)は、初期費用14万400円から(分割可)、月額料金1万5120円から。
「エンタープライズシリーズ」は、ネットワーク回線やサーバー電源の冗長化を標準仕様とし、高い信頼性が求められるサービス運用に適した、富士通「PRIMERGY RX1330 M1」「PRIMERGY RX2530 M1」を採用。CPU最大10コア×2、メモリ最大384GB、ストレージ最大9台まで搭載可能で、PCIe Flashストレージとして「Intel DC P3700」「Fusion-io ioMemory SX300」も利用できる。価格(税込)は、初期費用14万5800円から(分割可)、月額料金1万6200円から。