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freee、11の金融機関と連携に向けた検討開始、freeeを活用した新商品やユーザーとのスムーズな情報共有が可能に

 freee株式会社は14日、金融機関向けプロダクト「freee 金融機関アドバイザーアカウント」のベータ版をリリースし、11の金融機関との連携および協議に向けた検討を開始したと発表した。

 金融機関アドバイザーアカウントは、freeユーザーが希望する場合に、ユーザーと金融機関間での効率的なデータ共有を行うもの。連携により、金融機関によるfreeeを活用した金融サービスの検討が進み、ユーザーの課題解決をサポートするサービスや、融資などが受けられる環境の整備を目指す。

 また、金融機関にとっても、与信やモニタリング業務の効率化、ユーザーへの金融サービス提供につながるほか、中小企業・個人事業主向けセミナーなどで、双方の顧客向けに情報提供を行う場の創出を狙うとしている。

 今回、検討を開始した金融機関は、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、千葉銀行、ふくおかフィナンシャルグループ、広島銀行、北國銀行、近畿大阪銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行の11行。

(山川 晶之)