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KDDIウェブ、「CPI」の専用サーバープランをリニューアル、スペックを増強

 株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ(KDDIウェブ)は15日、ホスティングブランド「CPI」の専用サーバーについて、各種スペックの増強やオンラインストレージを簡単に構築できるインストーラーの導入などのリニューアルを実施した。

 CPIでは、物理専用サーバーと仮想専用サーバーの両方をラインナップしており、物理専用サーバーと仮想専用サーバーの複数台構成も可能なroot権限付きの「ハイブリッドプラン」と、root権限をCPIが預かってサーバー運用もCPI側で行う「マネージドプラン」の2種類の専用サーバーを提供している。

 ハイブリッドプラン「CHP-S」では、各種スペックを増強。提供する3プランのうち最上位プランでは、標準メモリ容量を16GBから32GBに増量。上位2プランではディスク容量の上限を1.2TBから2.4TBに拡大した。また、価格についても、月額料金を値下げした。

 料金(税別)は、最も安価な「CHP-01S」プランの場合、初期費用15万円、月額費用2万円(12カ月契約)、CPUがXeon E5-2623 v3(3.0GHz、4コア)、メモリが16GB、ディスク容量が標準200GB(SSD)。

 マネージドプラン「CHM-Z」では、サーバーにオンラインストレージを構築できるオープンソースのアプリケーション「ownCloud」のインストーラーを導入。インストーラーを利用することで、簡単に専用オンラインストレージの構築ができ、安全なファイル共有が可能になる。大容量のファイル共有が必要なユーザーには、1.2TBのSAS HDDをオプションで用意している。

 料金(税別)は、最も安価な「CHM-01Z」プランの場合、初期費用9万2000円、月額費用2万7000円(12カ月契約)、CPUがXeon(4コア)、メモリが16GB、ディスク容量が標準100GB(SSD)。

 専用サーバーのリニューアルに伴い、ハイブリッドプラン「CHP-S」とマネージドプラン「CHM-Z」で、初期費用半額キャンペーンを実施する。2015年12月15日~2016年4月28日までに複数台構成で申し込みのユーザーを対象に、サーバーの初期費用を半額で提供する。

(三柳 英樹)