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経費精算アプリ「MFクラウド経費」にAndroid版追加、Suicaなど交通系ICカードからの直接読み取りに対応

 株式会社マネーフォワードは12日、クラウド型経費精算システム「MFクラウド経費(ベータ版)」のAndroid版を提供開始した。

Android版「MFクラウド経費」

 自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」のほか、「MFクラウド会計・確定申告」との連携に対応。経費登録と同時に、プライベートな支出からの立て替えを一発で除外できるほか、登録した経費明細や経費申請書などをMFクラウド会計に自動で反映させることもできる。

 125種類のクレジットカードや、「モバイルSuica」「SMART ICOCA」などの交通系電子マネーと連携することで、明細の自動取得が可能。また、Androidアプリ「ICカードリーダー byマネーフォワード」を利用することで、「Suica」など交通系ICカードをNFCで読み取り、残高や利用明細の取得にも対応した。

 自動で取得できる明細がない場合は、レシートや領収書をスマートフォンで撮影すると、オペレーターが手動で経費入力を行う。経費を登録すると、自動で科目の分類をルール化し、その後の入力時に自動的に科目分類する。また、スマートフォン上で経費申請が可能。チャット機能を搭載しており、上長や経理担当者とやり取りすることができる。

 なお、Android版の提供にあわせて、先行提供しているiOS版にて、撮影した領収書の自動読み取り機能を追加している。

(山川 晶之)