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フェンリル、プロジェクト管理ツール「Brushup」の作業効率を改善、写真やイラストを共有・管理しやすい“コラボレーションツール”へシフト

 フェンリル株式会社は24日、デザインデータの進捗管理に特化したクラウドサービス「Brushup」を“コラボレーションツール”へシフトしたと発表した。

 2015年3月にデザインチーム向けのプロジェクト管理ツールとしてリリースされたサービス。昨年12月にニフティ株式会社、読売新聞社、グリー株式会社など登録企業数が500社に上り、想定していた業界に留まらず幅広い用途を要望されたという。そこで、写真やイラストをより共有・管理しやすいコラボレーションツールとしてシフトした。

 ユーザーの要望をもとに、mp4フォーマットのサポート、複数タグの一括登録機能、サムネイル上のデータを一括でダウンロードする機能、デザインフィードバック機能、カテゴリーの入力文字数を200文字へ拡張する機能、容量アラート機能、リスト表示モード、アイコン設定機能などが随時追加されている。今後も動画レビュー機能など新機能を追加する予定。

「デザインフィードバック機能」は、イラストに対して指摘したい箇所を範囲指定してコメントできる機能。フィードバックの内容はタイムライン上に表示される
画面左に並んでいるプロジェクトにアイコンの設定ができる機能。アイコンを設定していない場合は、プロジェクト名の先頭の一文字を表示
インターネット上のイラストや写真に付けられているタグをコピー&ペーストで一括登録できる機能。カンマ区切り、スペース区切りに対応
サムイネル上のデータを一括ダウンロードする機能。

 サービスプランは無料の「フリー」、有料の「スタートアップ」「ベーシック」「エンタープライズ」の4種類。

プラン月額料金(税別)ワークスペースユーザー容量
フリー0円110100MB
スタートアップ3000円103010GB
ベーシック1万円5010050GB
エンタープライズ5万円無制限無制限300GB

(磯谷 智仁)