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地図好き向け月刊誌「地図中心」の電子版が読み放題、「地図倶楽部デジタルライブラリー」オープン

 一般財団法人日本地図センターは1日、「地図倶楽部デジタルライブラリー」を正式オープンした。同社が発足させた有料制クラブ「地図倶楽部」の会員向けコンテンツとして提供するもの。月刊誌「地図中心」の電子版をはじめ、地図に関するコラムや資料、同クラブが主催するイベント案内などを電子書籍形式で配信する。

地図倶楽部デジタルライブラリー

 地図倶楽部の年会費(税別)は、一般会員が5000円、シニア会員(65歳以上)が4000円、学生会員が2500円、ジュニア会員(高校生または18歳未満)が2000円。会員は、デジタルライブラリーで地図中心が読み放題となるほか、日本地図センターが主催する見学会やフィールドワーク、講演会に優先的に参加できるなどの特典がある。

 さらに年会費6000円のプレミアム会員では、これらの電子書籍コンテンツ/特典に加えて、「地図中心」の紙版の年間購読も含まれる。従来の紙版(1冊600円)の年間購読料金と同額で、紙版のほか、電子版および地図倶楽部の他の電子書籍コンテンツを利用できるようになるわけだ。

 なお、デジタルライブラリーに収録されている地図中心のバックナンバーは、2015年9月号以降。これに今後発行される新しい号が逐次追加されていく。

「地図中心」2016年2月号

 デジタルライブラリーでは現在、特集記事「Shibuya シブヤ 渋谷 澁谷」を掲載した2016年2月号をお試し版として無料公開中。会員以外でも閲覧できる。

 地図倶楽部デジタルライブラリーは、学研グループのデジタル事業会社である株式会社ブックビヨンドが提供する電子書籍ストアASP「wook」を使用して開設された。

配信されている「地図中心」電子版は、ウェブブラウザーまたは「wook」の専用アプリから閲覧可能

(永沢 茂)