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11acの2×2 MIMOで最大866MbpsのWi-Fi中継器、親機に内緒でNASなどを共有できる「パーソナルモード」も搭載
2本の可動式アンテナを装備し、コンセント直挿しOK
(2016/3/9 14:23)
株式会社バッファローは、IEEE 802.11acに対応した無線LAN中継器「WEX-1166DHP」を3月下旬に発売する。価格は8900円(税別)。
2×2 MIMO接続をサポートしており、11ac/n/aの5GHz帯(最大866Mbps)と11n/g/bの2.4GHz帯(最大300Mbps)のデュアルバンド同時接続に対応。親機と子機それぞれ異なる帯域で同時に接続でき、1つの帯域を中継するタイプの中継機で見られる通信速度の半減を抑えている。ビームフォーミングにも対応。
本体には、可動式アンテナを2本装備しており、電波の向きを調整可能。専用アプリ「StationRadar」でどこに中継器を設置すればよいかアシストする。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANポートもあり、無線LANコンバーターとしても機能する。
WEX-1166DHPに無線接続した子機および有線接続した機器の間でプライベートネットワークを構築する「パーソナルモード」を搭載。中継機能とコンバーター機能、パーソナルモードはすべて同時利用可能で、中継機能を利用しつつWEX-1166DHPに有線接続したNASのデータをプライベートネットワーク下で共有することもできる。
本体サイズは、160×80×28mm(幅×高さ×奥行き)、重さは約253g。コンセントの直挿しに対応しており、標準的な2個口コンセントであれば、上のコンセントを塞がないよう設計されている。据え置き用のスタンドと延長ケーブルも付属する。