今週の『徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書』
「情報処理技術者」秋期試験まであと26日! そこで第11問
ある企業の本店で内線通話を調査したところ、通話数が1時間当たり120回、平均通話時間が90秒であった。本店内線の呼量は何アーランか。
2016年9月20日 11:00
10月16日に実施される国家試験「情報処理技術者試験」の平成28年度秋期試験まで、あと26日となりました。本連載では、その試験区分の1つである「ネットワークスペシャリスト試験(NW)」の内容を踏まえた演習問題を、毎週1問ずつ、『徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書 平成28年度』(瀬戸美月 著/株式会社インプレス 刊)から出題・解説していきます。
「ネットワークスペシャリスト試験」は、「情報処理技術者試験」の高度区分の中でも、業務との関連が最も深いといわれる試験です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催するIT系試験の中でも高度な技術と知識を求められるハイレベルな試験の1つで、前回の試験では応募者1万8990名と人気の試験ですが、合格率は14.6%とかなりの難関です。
前身である「オンライン情報処理技術者試験」の開始が昭和63年と、情報処理技術者試験の中では28年というかなり長い歴史を持つ試験でもあります。そのため、知名度は他の試験よりも高く、評価されやすい資格ともいえます。ただ、ネットワーク技術はその28年の間にどんどん様変わりしていますので、昔と今とで問われている内容は全く異なります。インターネットの爆発的な普及があり、ネットワークは専門家だけでなく一般の人も使うようになったため、社会的にますます重要なインフラとなっています。その時々でネットワークの“今”を任される専門家を育てる資格、それが「ネットワークスペシャリスト」です。この機会にぜひ、腕試しをしてみてください。
《第11問》
ある企業の本店で内線通話を調査したところ、通話数が1時間当たり120回、平均通話時間が90秒であった。本店内線の呼量は何アーランか。
『徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書 平成28年度』第7章 ネットワーク設計P.433 問1より
(出題:平成18年秋 テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験 午前 問36改)