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「シン・ゴジラ」で自社物件を破壊されたビル会社の損害は? 専門家のコラムが面白い

 先週から大ヒット公開中の映画「シン・ゴジラ」。ネットには内容を絶賛する記事やエントリーがあふれており、それらを読むことが鑑賞済みのファンにとってひとつの楽しみになっている。そんな中で異色の内容で注目を集めていたのが、シェアーズカフェ・オンラインに掲載された、ゴジラに自社ビルを破壊された三菱地所のBCP(事業継続計画)を勝手に考えるというコラム。具体的な内容はリンク先をご覧いただきたいが、自社ビルを破壊された損害のみならず、管理物件を失ったことによる減損処理や、その後の事業資金の確保方法まで考察するという、専門家ならではの見解が面白い。徹底したリアルさを追求したことが話題となっている「シン・ゴジラ」、こうしたコラムが注目を集めるのもその内容あってこそだろう。ちなみにコラムはネタバレにならないよう極力配慮されているようだが、それでも多少なりとも映画の内容を匂わせる記述はあるので、未見の方は注意されたい。また、劇中で破壊された超高層複合ビルの正体についての考察は、ブログ「yosha-ki.log」のエントリーが詳しいので、こちらも合わせて参照されたい。