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何度目の正直? 手書きデバイス「Noteslate」が生産試験をパス、新たな発売予定は2017年3月

 2011年に発表されて以来、度重なる納期遅延を繰り返し、「出る出る詐欺」の代名詞としてユーザーの間ですっかりその地位を確立した手書きデバイス「Noteslate」。2014年には仕様を改めた「Noteslate SHIRO」なるデバイスが発表されたものの、やはり告知されたスケジュールで発売に至ることはなく、ユーザーの失望を煽っただけに過ぎなかった。そんなNoteslateがこのたび、パイロット生産試験(PVT)を終え、量産準備が完了したことを、登録者向けメールマガジンで明らかにした。新しいスケジュールは2017年3月の発送で、それに向けて新たにクラウドファンディングでの資金集めも行うのだとか。額面通りに受け取るユーザーはおそらくいないだろうが、5年間も投げ出さずに事業を継続しているのもまた事実で、動向だけは気になるというユーザーも少なくないだろう。サイトではプレオーダーも再開されているようなので、注文にまでは至らなくても、ウォッチ対象に加えるくらいならいいかもしれない。