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不正アクセス可能なプリンターを見つけると警告してくれる親切なハッカーが海外で話題に

 オンラインからアクセス可能な状態になっているプリンターを見つけると、警告の書面を送ってくれるハッカーが、海外で複数のニュースサイトに取り上げられるなどして話題になっている。プリンターのポートが空いたままになっていることや、ボットネットに感染しないよう具体的な対策をアドバイスしてくれるというもので、なんとハッカー本人のメールアドレスやTwitterのIDまで掲載されているのだとか。本人がニュースサイトに語ったところによると、自動化されたスクリプトを用いてスキャンを行った結果、対象となったプリンターの台数は15万台近くに上ったとのこと。プリンターの紙を使われたにもかかわらず、多くのユーザーは指摘に感謝していたとのことで、Twitterでは彼に感謝のツイートをしている人の姿も見られる。なかにはプリンターメーカーが公開していない不具合もあったようで、メーカーが確認に追われたケースもあった模様。そんな親切なハッカーならうちもスキャンしてほしいと考える人も多そうだ。