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レオパレス21、顔認証のみで賃貸物件のロックを開錠できるシステムをマンションに導入

 顔認証のみでエントランスのロックを開錠できるシステムを、レオパレス21が東京都港区に新しく竣工するマンションに導入することを発表した。同社では賃貸物件としては初の試みとしている。

 導入されているのはNECの「NeoFace」を活用した顔認証システムで、事前に登録されている居住者がエントランスに備え付けられたタブレットPCの前に立つことにより、顔認証が行われ、自動ドアのオートロックを開錠できるというもの。同社では両手に荷物を持って手が塞がっている場合も簡単に解錠できるほか、ICカードなどを常時携行せずに済むなどのメリットをアピールしている。現状ではエントランスのみへの設置で、各部屋の玄関まで顔認証によるロック解除が行えるわけではないが、顔の検出および照合結果がログとして残ることでセキュリティが向上するというメリットもあり、賃貸物件においてもこうした物件は今後増えていく可能性は高そうだ。なお、NeoFaceは企業ユースでも使われている高性能な顔認証システムで、NECのページで詳しく解説されているので、興味のある人はチェックしてみてほしい。