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淘汰の始まり? X(旧Twitter)の代替として有力視されていた海外サービスが閉鎖へ

 X(旧Twitter)の代替として有力視されていた海外サービスの1つが閉鎖を発表し、波紋を呼んでいる。

 閉鎖が発表された「Post News」は、海外ではXの代替になりうると目されたサービスの1つ。日本では展開されていなかったため知名度はほぼないが、2022年11月にクローズドベータとして登場したのち、ウェイティングリストが解除された直後は約43万人ものユーザーが登録するなど順調な滑り出しを見せていた。名前からも分かるようにSNSでありながらニュース配信を重視しており、登録することで「Fortune」「Business Insider」「Wired」などの有料ニュースを安価に見られることが特徴だったが、当初から懐疑的な見方をされていた収益化にめどが立たなかったと創業者は述懐しており、今後数週間以内に閉鎖されるとのこと。早い時期からXの代替と目されていたサービスでは「Mastodon」や「Bluesky」が生き残っているが、今回の「Post News」のほか「Pebble(T2)」もサービスを終了するなど、明暗が分かれつつあるようだ。