明治期以降の地形図をGoogleマップと比べて見られる地図サイトがすごい

　半年ほど前、70年代の日本を見られる航空地図サイトというのをご紹介した。東京ドームシティの位置に後楽園球場があるなど、当時を彷彿とさせるなつかしい航空写真が話題となったが、今回新たに登場した時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」もこれまたすごい。これは埼玉大学教育学部の谷謙二氏が公開したもので、全国8つのエリアについて、明治期以降の新旧の地形図を比較できるというもの。画面は左右に分割されており、左側に過去の地図が、右側にGoogleマップが表示され、ドラッグやズームが連動して行える仕組みになっている。時代ごとの地形図が登録されているので、それをクリックして順番に切り替えていくだけでも建物の増減などが一目瞭然で面白い。居住地や実家周りといった身近なスポットを見てみるだけでなく、東北地方太平洋沿岸のデータを参照してみるのも、またひとつの有益な使い道といえそうだ。

◇今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト
http://ktgis.net/kjmapw/index.html
◇Googleマップに後楽園球場が？　70年代の日本を見られる地図サイト（やじうまWatch）
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/20130426_597599.html