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ポメラそっくり? テキスト入力に特化したデバイスを海外メディアが激賞

 フルサイズのキーボードに白黒の画面をくっつけただけという、シンプルなワープロ風デバイスが海外で話題になっている。「Hemingwrite」と名付けられたこの製品は、一般的なデスクトップ用と同等のキーピッチを持ち、Cherry製スイッチを採用したメカニカルキーボードの上部に、E Ink製の白黒電子ペーパーの画面をくっつけたシンプルな構造。テキストの入力に特化しており、90年代のワープロのようなシンプルさを目指すとしている。保存可能な文書数は100万以上、電池の持ちは6週間というそのコンセプトに、これらを紹介している海外のニュースサイトはどこもその着眼点を絶賛しているのだが、日本での反応がいまいちなのは、コンセプトがキングジムの「ポメラ」とそっくりであり、あまり新鮮味がないことが主な理由のようだ。もっとも、入力したテキストは無線LANを経由してEvernoteやGoogle Docsと連携するといった今風の機能もあり、今後のポメラの進化に影響を与える可能性もあるだけに、こちらの製品が海外でどの程度反響を得られるのか、ポメラのユーザーならば要チェックと言えそうだ。

◇Set Your Thoughts Free - Hemingwrite
http://hemingwrite.com/
◇Hemingwrite
https://www.facebook.com/hemingwrite

(tks24)