「日経パソコン」や「ASAHIパソコン」等の創刊号を集めた企画展が開催中

　パソコンが世間でブームになった時期といえば、Windows 95が登場した95年前後を挙げる人が多そうだが、パソコンが個人の手の届く価格に降りてきて各種パソコン雑誌が相次いで創刊され始めた昭和60年前後も、ひとつの節目と言っていい時期だ。そんな昭和60年前後に創刊された雑誌約40冊の創刊号を集めた企画展が、埼玉県立久喜図書館で行われている。「Newton」や「Tarzan」「小説すばる」などに混じって、昭和58（1983）年創刊の「日経パソコン」や「OH! FM」、昭和63（1988）年創刊の「ASAHIパソコン」などのパソコン雑誌の創刊号が展示されており、実際に手に取って読むことができる。1月13日まで開催されているので、四半世紀以上前の貴重なパソコン関係の記事や広告に触れたければ、足を運んでみてはいかがだろう。

◇資料展示「創刊号大集合！第2弾」（埼玉県立図書館）
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/reference/list/kuki_soukangou2_list.html