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東大発、手のひらサイズでわずか65gの超小型ドローンがいよいよお目見え

 マニアによるオモチャという域を超え、いまや商用にまでその用途を広げつつある超小型のラジコンヘリコプター、ドローン。今回Kickstarterに登場して話題になっていたのは、東大発の超小型ドローン「Phenox」。わずか65グラム、手のひらに乗る圧倒的にコンパクトなサイズに目が行くが、Linuxで作成したプログラムを追加することで、名前を呼ぶと飛び立ったり、合図を送ると着陸するといった自律制御が行えることが最大の特徴。搭載されている2基のカメラも、空中からの映像を撮影するためでなく、自身が飛行している位置を制御する機構の一部というから徹底している。目標額が5000ドルと比較的安価なためか、出品後3日余りですでに目標額の4倍もの金額が集まっている。技適を通していない実験用機器ということでホビー目的での利用は難しそうだが、今後さまざまな方面に展開していくことを期待したい。

◇Phenox Lab
http://phenoxlab.com/?lang=ja
◇Phenox: intelligent, interactive and programmable drone by frtr(Kickstarter)
https://www.kickstarter.com/projects/253110733/phenox-intelligent-interactive-and-programmable-dr

(tks24)