やじうまWatch

続々登場するE Ink採用製品、今度は模様を自在に変えられるブレスレット

 クラウドファンディングに登場するたび話題となるE Ink採用デバイス。最近ではE Inkデバイスがいきなり製品化されることはめっきりと減り、必ずクラウドファンディングサイトを経由するのが、お決まりコースとなりつつあるようだ。さてこのたびIndiegogoに登場し、およそ1週間で目標額の2倍近い金額を集めることに成功したのが、E Inkを表面に採用したブレスレット「tago arc」。スマホアプリで気に入った柄を購入したのち、NFCを用いてデータを転送することで、ブレスレットの表面がその柄に置き換わるという仕組みで、電池を消費するのは書き換え時に限定されるため、数年間は使えるという長寿命が大きな特徴。また柄を販売するショップの門戸が開放されており、クリエイターはここで自分の作品を販売できる仕組みを採用しているのもユニークだ。価格は最低でも99ドルと決して安くはないが、この種のE Inkデバイスの中ではかなりの成功例と言っていいほどの金額が集まっており、2016年とされる製造開始にも期待が持てそうだ。

◇tago arc: one E Ink bracelet with endless designs(Indiegogo)
https://www.indiegogo.com/projects/tago-arc-one-e-ink-bracelet-with-endless-designs
◇カレンダーや天気、SNSの更新情報が表示できる、手乗りサイズのE Inkデバイス(やじうまWatch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/20150127_685460.html
◇写真やメモをスマホから送信して表示できる、E Inkを使用したメッセージボード(やじうまWatch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/20150121_684573.html

(tks24)