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「同人誌調査員」なる求人が告知されるも応募者殺到で即〆切られる事態に

 この週末、とある求人がネットを騒がせていた。その求人とは「同人誌調査員」。指定されたマンガ同人誌を読んでキャラクターの類似性の判定を行うという業務内容で、勤務地は明治大学が運営する米沢嘉博記念図書館、研究主宰は法政大学社会学部の白田秀彰准教授という、れっきとした調査研究だ。勤務日はおよそ3週間の中から任意の3日間を選べ、かつ報酬は約4万円ということもあり、定員10名に対して説明会の参加者数80人はあっという間に定員に達し、金曜日に始まった募集が日曜にはすでに〆切られてしまっていた。いまはキャンセル待ちでのみ、募集を受け付けているという状況だ。ちなみに今回の業務は二次創作物の著作権に関する研究の一環ということで、今回の募集エントリーの次に投稿されたエントリーでは、白田准教授自身がその狙いについて詳しく紹介している。今回の応募に間に合わなかった人も、どんな意図で調査が行われているのか、ぜひチェックしてみてほしい。

◇「同人誌調査員」の委託業務に従事してくださる方を募集します(10人程度)(うぐいすリボン)
http://www.jfsribbon.org/2015/05/10.html
◇ 「マンガ・アニメ・ゲームキャラクターの人物表現における類似判定に関する調査」報告会(うぐいすリボン)
http://www.jfsribbon.org/2015/05/20150614-1830-26-httpkokucheese.html
◇6月14日 「キャラクターの類似判定に関する調査」説明・報告会
http://kokucheese.com/event/index/299592/

(tks24)