固形燃料を使ったスマホ充電器、Kickstarterで無事に目標額を達成

　停電の時にスマホなどを充電できる「Candle Charger」なる機器がKickstarterで人気を博している。これは缶に入った固形燃料に点火して湯を沸かし、その熱量を使ってUSB給電を行うというグッズで、停電などの緊急時のほか、太陽光での発電が難しい夜間にアウトドアで利用するのにもぴったりだ。市販のロウソクをそのまま使えるわけではなく、また出力は通常時で2.5W、ピーク時で3.5Wということでタブレットなどでの利用は難しそうだが、iPhoneに換算して2台分を充電でき、また同時に湯を沸かせるという点からも、家族で避難生活を行う際の緊急用グッズとして役立ちそうだ。お値段65ドルからというこのグッズ、すでに目標額を超える額が集まっており、アメリカおよびカナダでの販売が決定しているとのこと。太陽光での充電は試してみたけどちょっと……と二の足を踏んでいる人にもおすすめといえそうだ。

◇Candle Charger: Emergency Power Generator for Smartphones by Team FlameStower（Kickstarter）
https://www.kickstarter.com/projects/flamestower/candle-charger-emergency-power-generator-for-smart
◇Candle Charger Emergency Light Source and Power Supply
http://flamestower.com/product/candle-charger/