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クロネコメンバーズなど一部のHTTPSサイト、最新のChromeで表示できない現象が発生

 9月に入ってから、Googleのブラウザー「Chrome」で、大手企業のHTTPSサイトが表示できない現象が発生している。これは、9月1日に公開されたChrome 45において取られた対策により、一部のサイトにアクセスすると「SSLサーバーが古い可能性があります」というメッセージが代わりに表示されるのが特徴。脆弱性を承知した上でサイトを開く、という選択肢が用意されていないため、クロネコヤマトの集荷システム「クロネコメンバーズ」など、これに該当する大手サイトでは、暫定的に他のブラウザーを使うよう案内している。この問題を取り上げているスラドでは、Googleのやや強硬とも見られる姿勢を批判する人と擁護する人で議論が続いている。GoogleによるHTTPS推奨にも繋がるこの問題、みなさんはどのように考えるだろうか。

◇Chrome 45のセキュリティ改善により、開けないサイトが現れる(スラド)
http://security.srad.jp/story/15/09/05/2140223/
◇インターネットブラウザ「Google Chrome」利用時のホームページ一部閲覧不可について(ヤマト運輸)
http://www.kuronekoyamato.co.jp/info/info_1509_notice.html
◇Google、「Google Chrome 45」の安定版を公開。Flash広告は初期状態で停止する方向へ(窓の杜)
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20150902_719204.html

(tks24)