【調査】
「インターネット白書2003」で見るインターネットの現在(5) 世界のインターネット人口は7億人目前、普及率で日本は21位
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http://direct.ips.co.jp/directsys/go_x_TempChoice.cfm?sh_id=EE0040&spm_id=1&GM_ID=1801
インターネット白書2003(以下、白書)の内容を紹介する集中連載の5回目では、海外のインターネット動向について取り上げる。
白書によれば、2002年末の世界のインターネット利用者数は6億7,080万人。2003年末には7億9,270万人に達すると予測している。ブロードバンド人口は2002年末時点で6,290万人、2003年末には9,310万人に達するとしている。地域別に見るとアジア太平洋地域が32.1%でヨーロッパ(31.9%)を抜いて1位になった。また、北米が27.2%、ラテンアメリカが6.3%、アフリカが1.4%、中東が1.2%となった。インターネット普及率では、1位スウェーデン(68.7%)、2位アイスランド(64.4%)、3位デンマーク(62.4%)、4位オランダ(61.3%)、5位ノルウェー(59.7%)とヨーロッパが上位5位を独占した。日本は43.6%で21位だった。
2002年末のアジアにおけるインターネット人口は2億1,520万人で、2003年から2004年にかけて3億人に到達すると予想される。アジアの国別・地域別インターネット利用者比率は、中国が27.6%で1位、2位に日本(25.7%)、3位韓国(12.5%)と続く。アジア太平洋地域におけるインターネット普及率では、オーストラリアが56.8%でトップ、次いで韓国と香港(ともに55.5%)となり、日本は43.6%で7位だった。
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(2003/7/5)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]
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