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 ● こんなところが便利!細かいオプション指定が一切なく、フォルダと文字列を指定するだけで、すぐにファイル、または文書内文字列の検索ができる。文字列検索可能な文書は、テキストやCSVファイル、HTMLファイル、Microsoft Office WordやExcel文書など。ワイルドカードの指定も可能。 
 
 ● キーワードを入れるだけの直感操作が可能な検索ツールファイルを探すのに手っ取り早いのが検索だが、時間がかかったり、パソコン全体の操作が重くなったりして、途中で検索を中止するというのもよくある話だ。そこで今回は、キーワードを入力するだけのシンプルな検索ツールをご紹介しよう。なお、利用できるOSはWindows XP/2000で、残念ながらVistaでは動作しない。 
 
 
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| 検索スピードも速い「Grape File Search」 |  「Grape File Search」はファイル名と文書内の文字列を対象に、キーワード検索ができるシンプルな検索ツールだ。利用方法は、配布サイトから圧縮ファイルをダウンロードして、解凍すると現われる「GrapeFS.exe」アイコンをダブルクリックするだけ。レジストリの改変などは行わないので、アンインストールする場合もゴミ箱に入れるだけだ。
 
 検索するのも、検索文字列と検索するフォルダを指定する以外は、特に設定は不要だ。検索対象種別の設定が可能で、txt/csv/xls/doc/htmlなど拡張子別に検索できる。
 
 
 ● WordやExcelなど、ファイルを開かずに本文検索が可能文書内の文字列検索もサポートしており、ファイル名検索同様に、txt//csv/xls/doc/htmlなど拡張子別にファイル内の本文検索ができる。検索時は大文字・小文字は同一文字として扱われ、全角と半角は別文字として判別される。ワイルドカードも使用可能だ。ただし、Microsoft Office WordやExcelの文書内検索については、WordやExcelがインストールされている環境でのみ利用可能だ。 
 最終更新日付やファイル作成日などによる絞り込みなどはサポートしていないが、そうした細かな機能を省いてシンプルな基本機能に絞っているために画面構成も見やすく、どうすべきかが直感的に理解できる。インストール作業は不要で、ファイルを解凍すればすぐ利用できる点からも、初心者の方でも戸惑わずに使い方が理解できるツールと言えるだろう。
 
 検索結果は一覧として表示され「名前」「フォルダ名」「サイズ」「更新日時」が確認できる。CSV形式での書き出しも可能だ。一覧表示されたファイルは直接開くことができるほか、まとめて削除やコピーなどの操作もできる。あちこちに散らばった、作業の終わった関連ファイルをまとめて削除する場合などには便利だろう。
 
 なお、別途DLLを追加すれば、特定のファイルを選択指定して圧縮することもできる。
 
 
 
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| [オプション]ボタンから表示する「Grape File Searchオプション」 | 文書内文字列検索の例。ボリューム次第では時間がかかることもある |  
 
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| ファイル名検索の例 | 右クリックで圧縮もできる。ただし、別途DLLをダウンロードする必要がある |  関連情報
 
 ■URL
 Grape File Search
 http://hw001.gate01.com/hama-ka2/grape/grape.htm
 
 
 2008/11/19 12:43
 
 
|  | すずまり 大学卒業後、システム開発会社→ISPの営業企画→フリーのWebデザイナー→フリーのライター、とどんどん脱線。オンラインサービスからソフトウェア、ハードウェアまでIT関連のレビューを中心に活動中。趣味は写真。キックボクシングのリングサイド撮影が講じて、現在は目黒の某ジムの練習生に。現在の目標はミドルキックの上達とくびれの復活。
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