5月19日から20日の2日間、東京・池袋のサンシャインシティ 文化会館で「IPテレフォニー&ケータイソリューション2005」(併催・TV会議フォーラム2005)が開催される。入場料は2,000円。会場では、通常の携帯電話に無線LANによるIP電話を組み合わせた製品を利用した企業向け製品・サービスや、テレビ電話会議システムなどの展示が行なわれている。
マイクロソフトのブースでは、企業内におけるインスタントメッセージの管理機能を提供するサーバーソフト「Microsoft Office Live Communications Server 2005(LCS2005)」と、Web会議システムをASP型のサービスとして提供する「Microsoft Office Live Meeting」を紹介している。
LCS2005は、Windows Messengerによるプレゼンス情報(在席・退席や帰社予定時間など)の確認やIMの交換を社員同士で行なうことが可能になるサーバーソフトウェア。これらの機能はOfficeアプリケーションなどとも統合されており、Wordなどのドキュメントの作成者・更新者情報や、Outlookの送受信者などの情報がプレゼンス情報と統合され、各アプリケーションからWindows Messengerを利用することも可能となっている。
Microsoft Office Live Meetingは、Web会議システムをASP型のサービスとして提供するもので、今回は参考出展となっている。海外ではすでにLive Meetingのサービスは開始されており、日本では7月頃にサービス開始予定としている。海外でのサービス料金は1分35セントまたは月額19.99ドルで、日本でも同程度の価格での提供を予定しているという。
機能としては、PowerPointを利用したオンラインプレゼンテーションや、参加者が共通に書き込めるホワイトボードなど、オンライン会議向けの機能が提供される。また、Windows XP/2000だけでなく、Mac OS XやSolarisなどのOS向けのクライアントも用意されている点が特徴となっている。
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Microsoft Office Live Meetingの画面
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Microsoft Office Live Meetingの概要
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関連情報
■URL
IPテレフォニー&ケータイソリューション2005
http://expo.nikkeibp.co.jp/iptel/
Microsoft Office Live Communications Server 2005
http://www.microsoft.com/japan/office/livecomm/prodinfo/
Microsoft Office Live Meeting(英文)
http://www.microsoft.com/livemeeting/
■関連記事
・ 「Microsoft Office Live Communications Server 2005日本語版」1月発売(2004/11/16)
( 三柳英樹 )
2005/05/19 16:43
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