マイクロソフトは16日、企業内におけるインスタントメッセージ(IM)やプレゼンス情報の管理機能を提供するサーバーソフトの新バージョン 「Microsoft Office Live Communications Server(LCS)2005日本語版」を2005年1月に発売すると発表した。Windows Server 2003に対応する。
LCSを導入することで、Windows Messengerによるプレゼンス情報(在席・退席や帰社予定時間など)の確認やIMの交換を社員同士で行なうことが可能になる。これらの機能はOffice Systemアプリケーションなどとも統合されており、Outlookの送受信者やWordなどのドキュメントの作成者および更新者について各アプリケーション内でプレゼンス情報を表示し、そこからIMを開始することも可能になるという。
新バージョンでは、異なる複数のドメインに属する組織のほか、MSNやAOL、Yahoo!といったパブリックIMネットワークとも透過的にプレゼンス情報やIMの交換を行なうことが可能になった。また、Standard Editionではサーバー1台あたりでサポートできるユーザー数を15,000ユーザーに拡張した。さらに、セキュリティ面などを強化し、大規模な環境に対応するEnterprise Editionも新たに用意する。
推定小売価格は、Standard Editionの5クライアントライセンス付きパッケージが219,000円など。ボリュームライセンスを2005年1月2日より、パッケージ製品を1月21日より提供する。
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■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2112
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( 永沢 茂 )
2004/11/16 20:27
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