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ライブドアの堀江社長
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「携帯電話各社はボッタくっている。スカイプをみんなで使って、通信料金を安くしよう」。東京ビックサイトで開催中の「ビジネスシヨウ TOKYO 2005」でライブドアの堀江貴文代表取締役社長兼CEOがスカイプの利用を呼びかけた。
ライブドアでは、ビジネスシヨウに「livedoor スカイプ」の体験ブースを設置。また、スカイプから固定電話や携帯電話に発信できる「スカイプアウト」のサービスを無料で体験できるコーナーをノバックと共同で設置している。
ビジネスシヨウ会場では堀江社長のほか、ライブドアニュースの山野明子キャスターやライブドア国際事業部執行役員の大久保紀章副社長を交え、スカイプの仕組みや利点を強調。会場から実際に、英国・ロンドンのSkype社スタッフや東京のライブドアスタッフと3拠点で対話するなどのデモンストレーションも行なった。
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山野キャスター
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大久保副社長
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デモンストレーションでは、会場と英国・ロンドンのSkype社スタッフ、東京のライブドアスタッフの3拠点で対話した
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山野キャスターから「なぜ、Skype社と提携したのか」との質問を受けた堀江社長は「かっこいいから」と回答。「スカイプが、本当に優れているのはP2Pネットワークを活用しているところ。従来の固定電話ではNTTなどの通信事業者が管理する高価な交換機が利用されていたが、P2Pを活用することで皆さんのPCが交換機の代わりになる」と説明した。
「例えば、電話番号1つとっても現在は国が管理している。しかし、スカイプのようなサービスが始まっている以上、国が電話事業をコントロールする時代じゃない。IPインフラ上で電話事業を行なえば、通信料は劇的に安くなる。」
堀江社長の話は携帯電話にも及び、「現在は携帯電話の通信料も高く、通信事業者はボッタくっている。ライブドアでも将来的にはWi-Fiサービスを開始する予定で、どこでも無線でインターネットにアクセスできるようになれば高い通話料を払う必要はなくなる。携帯電話は不要になる」と語った。
ただし、堀江社長のプランにも前提条件はある。「実際に皆さんがスカイプをダウンロードして、利用してもらわなければ話にならない。スカイプをみんなで使って通信料金を安くしよう」と会場に呼びかけた。
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ノバックブースの体験コーナー
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ライブドアのブースではコスプレイヤーもスカイプをアピール
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関連情報
■URL
ビジネスシヨウ TOKYO 2005
http://bs.noma.or.jp/
関連記事:ノバック、スカイプ対応アダプタやビデオカメラ用サーバーなど[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/event/9622.html
■関連記事
・ ビジネスシヨウ 2005開催、情報漏洩対策などの展示目立つ(2005/05/18)
( 鷹木 創 )
2005/05/19 17:39
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