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ロームのブース
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ロームのブースでは、4Mbpsの伝送速度に対応した赤外線通信方式「IrSimple」のデモが行なわれている。IrSimpleは、IrDAに認定された赤外線の通信方式。従来の赤外線通信方式には115K方式と4M方式があるが、IrSimpleでは4M方式のプロトコルスタックを見直し、実質1~2Mbps程度しか速度が出ない従来方式より高速な通信が行なえるという。
ブース内では、従来のIrDAの4Mbps方式と、IrSimpleでの4Mbpsの転送を比較するデモが行なわれていた。約1MBの画像を転送するというもので、従来型が数十秒かかるのに対しIrSimpleでは約1秒程度で転送が完了するなど、従来より高速になった性能をアピールしていた。
同社では、ACCESSの開発によるIrSimple対応の赤外線通信プロトコルスタック「IrFront v2.1」とセットでIrSimpleに対応したコントローラなどを提供していく予定。
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基板の端、配線が集中する先に赤外線通信端子が装備。左右の基板で画像を転送するデモが行なわれた
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IrDAコントローラ。ACCESSの「IrFront v2.1」とセットで提供される予定
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関連情報
■URL
ローム
http://www.rohm.co.jp/
関連記事:ドコモ、高速赤外線通信「IrSimple」に対応したFOMA試作機[ケータイ Watch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/25828.html
■関連記事
・ ドコモやシャープなど、高速通信できる赤外線通信方式を開発(2005/08/26)
( 太田亮三 )
2005/10/05 20:36
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