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ロボット防犯システムの概要
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リアルタイム技術を生かしたソフト開発を行うセックは、「WIRELESS JAPAN 2008」にて、レーザーレンジファインダを利用した「ロボット防犯システム」を紹介している。
「ロボット防犯システム」では、レーザーセンサーを使って不審者を検知し、カメラで自動追跡・撮影できる。センサーとカメラの組み合わせ、および九州大学と共同開発したフィルタアルゴリズムの適用により、複数の移動体の検知・追跡を実現した。検知・撮影した不審者をユーザーの携帯電話へ通知したり、画像を日時・場所などの情報とともにサーバーへ保存することが可能だ。
セックの説明員は、「レーザーと画像認識を組み合わせているので、暗い場所でも人を発見し、追跡できるのが特徴。倉庫などに設置して、人が近づくとライトを点灯し、撮影した画像を携帯電話に送信するといった利用を想定している」と話す。防犯だけでなく、感知した人に自動でIDを割り当てることで、動線計測サービスも可能という。スーパーなどで客の動きと購買行動を分析する際に使用できる。
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Webカメラで撮影した動画をリアルタイムに解析・配信し、携帯電話で視聴するデモを展示
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デモ機はモーター部分を自作。人を検知し、自動追尾する様子を伺えた。使用機器を限定しない点も特徴
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関連情報
■URL
セック
http://www.sec.co.jp/
WIRELESS JAPAN 2008
http://www8.ric.co.jp/expo/wj/
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( 野津 誠 )
2008/07/23 15:50
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