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マイクロソフトブース
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「CEATEC JAPAN 2008」のマイクロソフトブースでは、基調講演で発表された新しいブランドコンセプト「Windows Life Without Walls」に沿った形で、Widows LiveやWindows Media Centerなどの各種サービスの展示が行われている。
「Windows Life Without Walls」は、「Windows Vista」「Windows Live」「Windows Mobile」の連携により実現するデジタルライフスタイルを提案していくというコンセプト。ブースではこうしたサービスの例として、画像管理ソフトウェアの「Windows Liveフォトギャラリー」と、オンラインストレージの「Windows Live SkyDrive」、さらにハードウェアとしてWindows Mobile端末や携帯電話、デジタルフォトフレームなどを組み合わせて、撮影した画像をネットワーク経由で共有するデモを行っている。
Windows Live SkyDriveは、5GBのオンラインストレージが無料で利用できるサービスで、自分だけが利用できる「個人フォルダ」のほか、Windows Live IDにより登録したユーザーの間だけで利用できる「共有フォルダ」、誰でもアクセス可能な「公開フォルダ」の3種類のアクセス制御が行える。携帯電話からメールで画像を送ることも可能で、デモでは画像をWindows Liveフォトギャラリーで編集・整理し、SkyDriveのフォルダのRSS情報からデジタルフォトフレームに表示するといった例を紹介している。
また、Windows Media Centerについては、地上デジタル放送に対応したPCや、地デジ対応のWindows Media Centerに向けたテレビ連携サービスとして、TBSとフジテレビが提供するWindowsサイドバーガジェット「TBSショッピング ishopガジェット」「ガジェットちゃんねる フジテレビ番組表ガジェット」を紹介。また、スカイパーフェクTVとの業務提携による有料コンテンツ配信サービス「スカパー!Netてれび」などが展示されている。
このほか、ブースの「Next Web Experience」コーナーでは、Internet Explorer 8(IE8)のベータ版と、Webブラウザ用プラグイン「Silverlight」を紹介している。Silverlightについては、秋にも次期バージョンの「Silverlight 2」の公開が予定されており、今後はWindows LiveサービスでもSilverlightを利用したサービスを提供していきたいとしている。
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Windows LiveフォトギャラリーとWindows Live SkyDrive、デジタルフォトフレームを組み合わせて、ネットワークで写真を共有するデモを展示
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有料コンテンツ配信サービス「スカパー!Netてれび」
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関連情報
■URL
CEATEC JAPAN 2008
http://www.ceatec.com/2008/ja/
マイクロソフトブース情報
http://www.microsoft.com/japan/windows/possibilities/ceatec_booth.aspx
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・ マイクロソフト、コンシューマ向けの新たなWindows戦略を発表(2008/09/30)
( 三柳英樹 )
2008/09/30 17:58
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