「つくばフォーラム2008」の屋外展示場では、光配線の敷設が困難なエリアへ適用する「トリプルプレイ対応WIPAS」を紹介している。これは、「WIPAS(無線IPアクセスシステム)技術をベースとし、NGNへの対応を目指した“光+無線”のアクセスシステム」とのことで、26GHz帯を使用する。「最大伝送速度180Mbps程度のうちの帯域をQoSで制御して、ひかり電話やHDTV、一般的なIP接続サービスを提供する」(説明員)という。
デモでは、別の建物に設置されたアクセスポイント(ホーンアンテナ)の電波を、ブースのワイヤレスターミナルで受信し、試作WTを通して、ひかり電話とテレビ、PCを接続している。実際には、電柱にホーンアンテナを設置し、ワイヤレスターミナルを各家庭のベランダなどに設置するイメージだ。「今回は試作機のため、かなり大きい帯域で接続しているが、実用化では30Mbps~40Mbpsで利用できる」(説明員)という。
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ワイヤレスターミナル。本体の横に、ホーンアンテナの位置を確認するためのスコープが付いている(実際は設置時のみ使用)
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50mほど先の建物の2階に設置されたホーンアンテナ。90度間隔で電波を送る
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手前は試作WT。奥にPC、テレビ、ひかり電話があり、トリプルプレイを確認できる
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WIPAS適用サービス
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トリプルプレイ対応WIPAS
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デモの概要
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● その他の展示・デモ
「つくばフォーラム2008」では、ネットワーク設備の工事や保守に関する技術・製品なども多く展示されている。参考展示やデモの一部を写真で紹介する。
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架空設備点検システム(空中)
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操縦担当とモニター担当
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実際の飛行場面
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市販のHDビデオカメラを搭載。撮影した映像を後でチェックする
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ケーブル地上高測定装置
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測定用の試作車両
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野外の光ケーブルはセミの影響で断線することも
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高精度道路景観映像データベース
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道路映像撮影用の試験車両
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撮影した映像を確認できるモニター
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屋外展示では工事関連製品が並ぶ
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工事中に使用する簡易防音壁
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新開発の小型掘削機
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光ケーブルを収容する地下設備の展示
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とう道管理システム
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LANポートに鍵をかけるセキュリティキー
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3D地図システム。災害シミュレーション用に自治体へ提供
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IP告知放送システム
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ボタンなどが大きくわかりやすい
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IPv6対応版ではランプや端子の説明書きにIT用語を使用していない
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関連情報
■URL
つくばフォーラム2008
http://www.tsukuba-forum.jp/index_j.html
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( 野津 誠 )
2008/10/16 15:25
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