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インターネットを介した視聴者による映像コンテンツ共同制作
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NHKの「技研公開2009」では、3DCGアニメ生成スクリプト「TVML」によるPC向けオリジナル番組制作サービス「TV4U」を利用した「視聴者による映像コンテンツ共同制作」を展示している。
技研公開では、以前から「TV4U」を使ったユーザーの番組制作コンテンツを紹介しているが、今回は「TV4U」を複数ユーザーがインターネットを介してリアルタイムで操作できるようになった。
これにより、例えば、キャラクター1、キャラクター2、カメラなどを別々のユーザーが操作し、1つの番組を共同制作できる。キャラクターの操作はゲーム機のコントローラーを応用できるほか、マイクで声を入れることも可能。また、状況に応じて自動でカメラがスイッチングするオートモードを備える。
説明員によれば、実用化のめどはないが、放送番組にする場合、「3DCGを用いた番組などで、一部のキャラクターやカメラの操作を視聴者が行い、最終出力画面のスイッチングをNHKが行うといった使い方もできる」という。「インターネットを使って今までのメディアとは違ったコンテンツを放送局と視聴者が一緒に制作できるシステム」。
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TVMLを利用している既存番組
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ユーザーが操作するPC画面
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最終出力画面
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関連情報
■URL
技研公開2009
http://www.nhk.or.jp/strl/open2009/
■関連記事
・ 台本を書くと3DCGアニメを生成、「TVML」利用した番組制作サービス(2008/05/21)
( 野津 誠 )
2009/05/20 15:38
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