今年もセキュリティベンダー各社が、セキュリティ対策ソフトの新製品を発表している。本稿では、各社の新製品を画面キャプチャーで紹介していく。3回目は、マカフィーの「インターネットセキュリティスイート with サイトアドバイザ」。
インターネットセキュリティスイート with サイトアドバイザでは、日本向けのパッケージを一新。Web検索結果に表示されるリンク先が安全かどうかをチェックする機能を強調し、製品名に「with サイトアドバイザ」を付け加えた。
機能面では、基本性能を重視してパフォーマンスを向上させた。また、ユーザーの快適性を向上する新機能や、4ユーザー以上で利用したい場合にも安価に対応できる新しいライセンスなどが盛り込まれている。
なお、新機能や価格などの詳細については、本誌9月13日付記事を参照してほしい。
● Webサイトからの脅威を事前に知らせる「マカフィー・サイトアドバイザ」
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検索エンジンの検索結果から危険なサイトを色分けして表示。危険情報の概要はアイコンにカーソルを合わせるとバルーンで表示
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危険情報の概要から詳細ページへリンク。サイトアドバイザのロボットが実際にサイトをアクセスして得た内容をレポートしている
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サイトにあるダウンロードファイルの種類とその危険性を詳細にレポート
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サイトが他の危険なサイトにリンクしていないかも確認するほか、過度のポップアップ、お気に入りサイトへの追加要求などの迷惑行為の有無、トラッキングCookieの有無についてもレポート
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● 家族の各PCの保護状態を確認
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メイン画面。PCの保護サービスが有効で、最新の状態
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保護に問題がある場合の画面、「修復」ボタンで解決できる
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ネットワークの管理画面。ネットワークマップにより、家庭内の他のコンピュータの保護状況やルータの属性などを表示して監視する
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● ゲームを邪魔しないモードを追加
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手動スキャンの設定画面。他のタスクを優先する「最小限のコンピュータリソースを使用するスキャン」のオプションを用意
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アラートのオプション画面。ゲームの全画面表示を検出したときのアラート表示方法が設定できる
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● システムの不正な変更を防止する「SystemGuards」
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Windows用SystemGuardsは、Windowsサービス、証明書、設定ファイルの変更を検出する
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ブラウザ用SystemGuardsは、Internet Explorerの設定変更(ブラウザの属性やセキュリティ設定を含む)を検出する
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プログラム用SystemGuardsは、スタートアップファイル、拡張子、設定ファイルの変更を検出する
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● 迷惑メール対策
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メールメッセージのフィルタリングのレベルをスライダで設定。迷惑メールのフィルタリング回避のための意図的なHTMLフォーマットエラーも検知
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フィルタリングしたメールメッセージの処理を設定
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文字セット別のメールメッセージのフィルタリング画面。海外からのメールにも対応できる
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メールメッセージのフィルタリングのカスタムルールの作成。特定のテキストを含むメールを遮断できる
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● 個人情報の流出を防止、パスワードの安全管理
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個人情報保護機能。保護状態にある情報を一覧表示
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アカウントのパスワードを保管する「Password Vault」
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関連情報
■URL
マカフィー・インターネットセキュリティスイート with サイトアドバイザ
http://www.mcafee.com/japan/mcafee/home/
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( 野津 誠 )
2007/10/05 13:40
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