● ページ中の文字列からダイレクトに検索が行なえる「アクセラレータ」

ページ中の文字列から直接検索などが行なえる「アクセラレータ」機能。文字列をマウスで選択すると青いアイコンが表示され、各種サービスが利用できる。サービスは追加も可能	Live Mapsによる地図検索や、Windows Liveの翻訳機能などは、ポップアップウィンドウでその場に直接結果が表示される

● ページの一部を切り取っておける「Web Slices」

Webページの一部を切り取っていつでも参照できる「Web Slices」機能。Web Slicesに対応しているサイトでは、該当部分にマウスカーソルを乗せると、緑色のアイコンと枠線が表示される	登録したWeb Slicesはお気に入りの横に配置され、切り取った部分の内容がワンクリックで確認できる

● 新機能の「サイト候補」、閲覧履歴から関連ページの候補を表示

新機能の「サイト候補」。ユーザーの閲覧履歴などから、関連すると思われるページの候補を表示する	サイト候補機能を使うと、ユーザーの閲覧履歴がマイクロソフトに送信される。これが嫌だという場合には、「ツール」メニューから「サイト候補」を選べば、機能をオフにできる

● アドレスバー・検索ボックス・ページ内検索の改良

アドレスバーに入力した文字列に対して、「オートコンプリート候補」「履歴」「お気に入り」などから候補をまとめて表示する	右側の検索ボックスも改良。候補が入力と同時に表示され、本文の一部や画像なども表示される

ページ内検索はウィンドウ内に統合され、該当文字列がマーカー表示されるようになった

● タブ機能も改良、グループ化や閉じたタブを再度開く機能などを追加

同じページ中から開かれたタブはグループ化され、異なる色で表示される	新しく開いたタブのページも改良され、「閉じたタブを再度開く」などのメニューが追加された

● 既存のページを表示するための「互換表示」機能

Webページの表示をIE7互換にする「互換表示」機能。該当ページの場合にはアドレスバーの横にアイコンが表示され、クリックすると「IE7標準モード」で表示される	互換表示を行なうサイトを手動で設定しておくこともできる。標準設定では、イントラネットのサイトは互換表示となる

● 閲覧履歴などをブロックする「InPrivate」機能

「セキュリティ」メニューから「InPrivateブラウズ」を選ぶと新たなウィンドウが表示され、このウィンドウでの操作については閲覧履歴やCookieなどが保存されなくなる	訪問先サイトの情報が他のサイトで共有されることを防ぐ「InPrivateブロック」機能。標準では「自動でブロック」される設定になっている

● フィッシング詐欺など危険なサイトに対するブロック機能

フィッシング詐欺サイトやマルウェア配布サイトとして報告されたサイトへのアクセスをブロックする「SmartScreenフィルター」機能	「安全でないサイト」として報告されたサイトの場合は、ファイルをダウンロードしようとしても警告画面が表示される

フィッシング詐欺などで用いられる紛らわしいURLへの対策として、アドレスバーではドメイン名の部分だけが強調表示されるようになった	クロスサイトスクリプトティング（XSS）攻撃への対策として、「XSSフィルター」も搭載された。標準設定で有効になっている

（ 三柳英樹 ）
2008/08/29 17:59

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