Twitter公式携帯版を説明、ウィルコム最新モデルの展示も


 ミニブログサービス「Twitter」の公式イベント「Tweetup Tokyo 09 Fall」が15日に東京・恵比寿で開催された。デジタルガレージと米Twitterが同日公開したTwitterの携帯電話対応版について、開発に関わったスタッフが説明した。

米Twitterのケビン・サー氏イベントの看板で携帯版の告知

携帯向けサービス強化のため日本市場で勉強

 Twitterは携帯電話向けサービスに注力していく方針だ。モバイル事業担当のケビン・サー氏は、「勉強させてもらうという意味でも」日本を重要視していると話す。「キャリアによって仕様もさまざまあり、開発は大変だった」。

 現在はベータ版であり、開発発表段階で告知されていた携帯電話からの新規登録はできないが、ユーザー情報の更新は可能だ。名前、場所、自己紹介、アイコン画像を携帯電話から変更できる。例えば、携帯電話のカメラで撮った画像をアイコンできる。また、各キャリアの絵文字にも対応した。

Twitter公式携帯版の特徴各キャリアの絵文字にも対応

 携帯電話関連のトピックとしては同日、ウィルコムの公式コンテンツにTwitterが加わった。さらに、11月12日発売の同社最新モデル「HONEY BEE 3」には、初期設定のメニュー画面にTwitterのショートカットが用意される。イベントでは、ウィルコムの寺尾洋幸氏(サービス開発本部副本部長サービス計画部長)が説明を行った。

 寺尾氏は、「4月に公式コンテンツ化の話をいただいて、新しいメディアになるであろうTwitterに注目した」と述べたほか、「Twitterが最も使いやすい携帯」として「HONEY BEE 3」を紹介。メニュー画面からTwitterにアクセスできるとした。また、本体の表と裏面のブロックキーのカラーを各8色の中から組み合わせ、合計512通りの中からオリジナルカラーが注文できると説明した。

会場後方にウィルコムのブース。「HONEY BEE 3」を紹介


関連情報


(野津 誠)

2009/10/16 17:45