NTT東西、法人向けに保守サービスを充実させた「フレッツ 光クロス／ネクスト オフィスタイプ」提供、3月13日から

　東日本電信電話株式会社（NTT東日本）および西日本電信電話株式会社（NTT西日本）は、従来より提供していた光回線によるインターネット接続サービスの、保守サービスを充実させた法人向けサービス「フレッツ 光クロス オフィスタイプ」および「フレッツ 光ネクスト オフィスタイプ」の提供を3月13日に開始する。申し込み受付も同日から開始となる。

　「フレッツ 光クロス オフィスタイプ」は、上り／下りとも最大約10Gbpsで、「フレッツ 光ネクスト オフィスタイプ」は、上り／下りとも最大約1Gbps。従来の「フレッツ光クロス／ネクスト」と同様のサービスに加え、保守サービスを提供する。

　保守サービスの内容は、出張修理が7時〜22時と24時間の2パターン（いずれも365日対応）があり、NTT東日本では「ライト／スタンダード」、NTT西日本では「7−22時出張修理／24時間出張修理」と呼んでいる。保守サービスの受付はいずれも24時間／365日の有人受付（従来サービスでは録音受付）。保守サービスの対象は、NTT東西が保有する施設内の機器、光回線、ユーザーの施設の回線終端装置やレンタル機器。

サービス提供イメージ（NTT東日本）

　提供エリアは、NTT東日本の場合、「フレッツ 光クロス」および「フレッツ 光ネクスト ギガラインタイプ」と同エリア。NTT西日本では「フレッツ 光クロス マンションタイプ」および「フレッツ 光ネクスト」と同エリアとなる。

　月額料金は、NTT東日本の「フレッツ 光クロス オフィスタイプ（ライト）」が8140円、「フレッツ 光クロス オフィスタイプ（スタンダード）」が9350円など。なお、集合住宅向けの「ミニ／プラン1／プラン2」は、集合住宅内で見込まれるユーザー数に応じて金額が変わるもの。

　NTT西日本では、戸建て向けの「ファミリー」と集合住宅向けの「マンション」で料金設定が異なる場合がある。月額料金は「フレッツ 光クロス オフィスタイプ（ファミリー）（7～22時出張修理）」で9020円、フレッツ 光クロス オフィスタイプ（ファミリー）（24時間出張修理）で1万230円など。なお、集合住宅向けの「ミニ／プラン1／プラン2」は、集合住宅内で見込まれるユーザー数に応じて金額が変わるもの。

　このほかに、両社共通で契約料として880円、工事費として戸建て向けでは1万9800円、集合住宅向けでは1万6500円が必要になる。

　両社では、業務におけるSaaS利用やリモートワークツール、IoT機器の導入が進み、通信環境が以前より高度化・多様化し安定した通信の重要性が高まっているとしている。その上で、故障修理対応では、利用者の営業時間に即した保守対応を行ってほしいという要望が多かったことから、本サービスの提供に至ったという。