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ニコニコ、復旧の見通し立たず、16日までの番組中止/延期を発表。今週中に状況説明の予定

11日20時の「月間ニコニコインフォ」はYouTubeとXで放送

ニコニコのトップ(https://www.nicovideo.jp/)より

 6月8日未明からKADOKAWAグループの複数のウェブサイトが利用できない事象が発生している問題で、10日20時頃、ニコニコはトップおよびニコニコインフォの情報を更新し、16日までの番組を中止または延期するとの予定などを発表した。復旧の見通しは明らかにされず、「今週中に」復旧の見込みなどの説明を行うとしている。

 10日18時時点の状況として、「被害状況の全容を把握するための調査と並行して、サイバー攻撃の影響を受けずにニコニコのシステム全体を再構築をするための対応を進めています」と発表。ユーザーからさまざまな問い合わせも受けているが、現時点では影響の調査中であるため回答できず、続報を待ってほしいとしている。

 そして、ドワンゴ役員でありニコニコ代表の栗田穣崇氏、およびCTOの鈴木圭一氏より、今週中に、復旧までの見込みおよびその時点までの調査で分かった情報を説明するとの予定を示している。

 公開されている情報によれば、停止中のサービスはニコニコ動画、ニコニコ生放送、ニコニコチャンネルなどのニコニコファミリーサービス、外部サービスでのニコニコアカウントログインと、各種企画におけるプレゼント発送。現在は復旧作業と並行して、攻撃の経路および情報漏洩の可能性を調査中だという。なお、ニコニコは自社サーバーにクレジットカード情報を保存しておらず、クレジットカード情報の漏えいは確認されていないと明らかにしている。

 6月10日時点の予定として、6月16日までの番組の中止または延期を発表。11日20時に予定していた公式番組「月刊ニコニコインフォ」は、規模を縮小してYouTubeおよびXで放送の予定としている。この番組内では「現状を口頭でわかりやすくお伝えいたします」とする一方、詳細な復旧日時など、追加の情報を提供できる見込みはないという。

 なお、株式会社KADOKAWAとしては、6月9日のプレスリリース以降に新しい情報は公開されていない模様。