IPA、脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」を機能強化
情報処理推進機構(IPA)は18日、脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」に、類義語検索機能などの機能強化を行った。
「iPedia」は、日本国内で利用されているソフトウェアの脆弱性の概要や対策情報などを公開しているデータベース。今回の機能強化では、セキュリティ用語や製品名の略称など約170件の類義語を利用した、類義語検索機能を新たに追加。検索キーワードとして「インジェクション」と入力した場合、「injection」「注入」「挿入」などの検索結果も合わせて表示されるようになった。
このほか、脆弱性の種類を識別するための「共通脆弱性タイプ一覧(CWE)」の日本語翻訳による解説、脆弱性情報ポータルサイト「JVN」の関連情報表示、日本語版ページと英語版ページが存在する場合の表示切り替え機能などの機能強化が行われた。
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(三柳 英樹)
2009/6/18 16:10
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