「iPhone OS 3.1」では10件の脆弱性を修正

　アップルは、iPhone/iPod touch用の新OS「iPhone OS 3.1」「iPhone OS 3.1.1 for iPod touch」で修正した脆弱性に関する情報を公開した。

　新OSでは、計10件の脆弱性を修正。10件の中には、特別に細工したAACやMP3ファイルを開いた場合や、悪意のあるサイトを閲覧した場合などに、任意のコードを実行させられる可能性がある、危険度の高い脆弱性も含まれている。

　脆弱性の影響を受けるOSは、iPhone OS 1.0～3.0.1およびiPhone OS for iPod touch 1.1～3.0。iPod touchの場合は、iPhone OS 3.1へのアップデートは有償（600円）となっているが、既にiPhone OS 3.0を導入している場合には無償でアップデートできる。