Google、タリーズなど370店舗で無料の公衆無線LANをお試し提供


「Wi-Fine」ポータルサイト(画面はプロント版)

 Googleは30日、タリーズコーヒー/プロントチェーン/ロッテリアの対象店舗で、1日1回30分限定で公衆無線LANサービスを無料で利用できる「お試し『無料インターネット接続』」を開始した。期間は11月30日から2010年2月28日まで。

 「お試し『無料インターネット接続』」は、Googleが現在実施している「Google『さがそう』キャンペーン」の一環として、より多くの人にGoogleのサービスを体験してもらうことを目的に実施されるもの。NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)が保有する公衆無線LAN設備と情報配信プラットフォーム「Wi-Fine(ワイファイン)」を利用して、1日1回、30分限定で公衆無線LANサービスを無料提供する。

 対象店舗は、東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/愛知県/大阪府にあるタリーズコーヒーとプロントチェーン、ロッテリアのうち、約370店舗。ユーザーは自身で用意したIEEE 802.11b/g対応の無線LAN機器を使って、各店舗で確認できるSSID「wifine」に接続。その後、Webブラウザを起動して表示される「Wi-Fine」のポータルサイトに掲載されている「Google検索ストーリー」のバナーをクリックすることで、Google以外を含めたWebサイトの閲覧やメールの送受信が可能になる。

 初回利用時にはメールアドレスの登録が必要。2回目以降は、各機器のMACアドレスで登録状況が管理されるため、「Google検索ストーリー」のバナーをクリックするだけでサービスを利用可能だ。また、1人で複数台の機器も利用が可能で、この場合は機器ごとに1日1回、30分限定でサービスを利用できる。このほか、自宅のPCなどでの事前登録手続きにも対応する。


初回利用時にはメールアドレスの登録手続きが必要。自宅で事前登録した場合は、発行された6桁のアクセスキーと姓名のイニシャルを入力する登録後は「Google検索ストーリー」のキャンペーンページが表示。30分間限定で無料のインターネット接続が利用できる

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(村松 健至)

2009/11/30 19:27