「ESET Smart Security V4.2」ベータ版、ファイアウォールを強化


 キヤノンITソリューションズは20日、セキュリティソフト「ESET Smart Security V4.2」とウイルス対策ソフト「ESET NOD32アンチウイルス V4.2」のベータ版プログラムを公開した。5月20日まで同社サイトで無料ダウンロードが可能、7月31日まで利用できる。対応OSはWindows 7/Vista/XP。Windows 2000はESET NOD32アンチウイルス V4.2のみ対応。

 ESET Smart Security V4.2では、パーソナルファイアウォール機能を強化し、家庭内LAN用や公衆無線用など、接続するネットワークごとに異なるファイアウォールルールを作成できる「ファイアウォールプロファイル機能」を新たに搭載。接続するネットワークごとに自動でプロファイルを切り替えられるようになった。

 両ソフト共通の強化点では、Webアクセス検査のパフォーマンスを改善。また、CDから起動してウイルスの検査や駆除を実施する「レスキューCD」のオプションとして、1)レスキューCD起動時にIPアドレスなどのネットワーク設定を自動的に行う機能、2)任意の定義データベースを指定してレスキューCDを作成できる機能――が追加された。

 キヤノンITソリューションズでは、ベータ版の評価レポートを提出したユーザーの中から抽選で50人に対して、1年間利用できるESET Smart Securityのシリアル番号をプレゼントする。評価レポートの提出期限は6月30日まで、同社サイトの受付フォームから送信できる。


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(増田 覚)

2010/4/20 16:42